中古車の車検の費用相場は、そのクルマのコンディションによって大きく変わってきますので一概に言うことはできませんが、一般に初回が最も費用が安く、2回目あるいは3回目が高額になることが多いです。初回ではほとんど交換部品はなく、エンジンオイルやブレーキオイルやクーラントを交換するくらいです。クーラントもロングライフのものを使っていれば交換する必要はありませんし、エンジンオイルは他で行っているのであれば、カットすることができます。また、初回の場合は初回割引ということで基本整備点検費用が割り引かれることも少なくありません。一般の自動車整備工場などでは割引制度を各種用意しているので有効に用いることをおすすめしますが、このような理由で初回は費用が最も安くなります。

2回目、3回目は高額になりやすい

ところが、2回目あるいは3回目になると、様々な消耗部品の交換が発生してきます。まずブレーキパッドが寿命を迎える可能性があります。走行距離が極端に少ない方は大丈夫ですが、年間10000キロ程度走行している場合は、通常は交換時期となります。またバッテリーも交換になります。無理してそのまま使い続けると突然、バッテリーが上がってエンジンがかからないということにもなりかねませんので、早めの交換が大切です。タイヤなども溝がすり減っているのと車検に通りません。この機会に新品に取り換えるのも手です。さらにブレーキオイルやロングライフクーラントも交換になります。これらのものをすべて合計すると10万円前後になってしまいます。費用を抑えたい場合は格安のお店を探すことが重要です。

少しでも長く乗り続けるための車検

中古車を安心して長く乗り続けていくためには、つねにきちんと整備していることが大切です。メンテナンスさえしっかり行っていれば、10年、10万キロは問題なく乗ることができます。走行距離に関しては、10万キロどころか20万キロを目指そうというのが現代の傾向です。年数に関しては13年目から自動車重量税が値上がりしてしまうので、そこを限界と考える人も少なくありませんが、決して寿命になるということではありません。ちなみにハイブリッドカーなどは13年目以降でも自動車重量税は値上がりしません。中古車を少しでも長く乗り続けることはエコにもつながるし、経済的な面でも有利です。そのためにも重要なのが車検です。安さばかりを追求するのではなく、少しでも長く乗り続けることができるように整備していくことも大切です。